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セルフメンテナンスについて

執筆者の写真: tomohito itotomohito ito

更新日:2020年11月5日


皆様おはようございます('ω')ノ

自粛生活に飽き飽きしてきた今日この頃

どうお過ごしでしょうか?

ありがたいことに連日お問い合わせと依頼が続いております。

誠にありがとうございます。



今回の内容は…

先日お客様から要望のあった自宅で出来るセルフメンテナンスについて

書いていこうと思います。


今回は当社のメンテナンスに出していただいた方々のリールを

どう維持していけばいいかを書いていきます。


何故当社でメンテしたものに限定したかといいますと

特に何もしなくていいからです


何もしなくてもいいという言い方には少し語弊があるので

そこを詳しく書いていきます。


まず皆さんから良く聞かれる釣行後のお手入れについて

近年はネットやyoutubeなどあらゆる情報が

PCを叩けばいくらでも出てくる時代です


しかしそれらの情報も決して皆が同じ内容を書いたり

動画投稿をしてるわけではありません。


リールに関しても釣行後はバケツの水でジャブジャブ洗え!

とか、ドラグノブさえガッチリ締めればシャワーをかけて丸洗い

その後はハンドルぐるぐる回せば水キレるから大丈夫だ!


なんて記事や動画見たことある方いっぱいいらっしゃるの

ではないでしょうか?

それらの情報を信じて実行されている方々をわざわざ否定するつもりは

さらさらありません。個人の自由ですのでw


ただ一度でも当社にメンテナンス出していただいたお客様方には

僕なりに思う正しいお手入れをしていただきたいので

冒頭に書いた通り当社でメンテナンスしたもの限定しました


前置きはこのぐらいにして

では実際に私が釣行から戻った時に行うお手入れの内容を

写真付きで解説していきましょう!

誰にでも簡単にできる内容なので今回はアシスタントに嫁を

使ってやらせてみたいと思います。




まず初めにリーダーやスナップを切ってラインの傷みを確認します

これは個々でやり方があると思うので割愛

サクラマス釣りなんかだとリーダーが擦れていて次の釣行で切れてしまう

恐れがあるので私は毎回取り替えます


それが終わったらスプールを外します

(ドラグノブを反時計回りに回していくと外れます)



温水ではなく真水を跳ねない程度出します

外したドラグノブをスプールの上にのせてしっかりと抑えながら

少し斜めに傾けてライン部分に水を当てていきます

ゆっくりで構わないのでくるくる回しながら全体に当てていきます


注意点

下から入る水は後で拭けばOK

上から(ノブ側)からの水の侵入だけ気を付けて行ってください


潮抜きがが終わったら乾いたタオルやウェスなどで水分を良く

拭きとってください。

スプールはこれで完了

ノブを外して中に水が入っていない事を確認しましょう!

そのほかはいじらなくて結構です


続いてメインのボディです


タオルもしくはウェスを濡らして硬く絞ります




メインシャフト部分は避けて綺麗に水拭きしていきます


ボディ綺麗に拭いたらスプールをはめてスプールもきれいに拭きましょう


なるべく見える場所、表面に水分を残さないように

丁寧に拭いてあげましょう



拭き上げ後はラインローラーのチェック

ラインを少し出してあげてラインローラーに引っ掛けて

くるくるします、その時に異音や引っ掛かりがないかをチェック


其のあとはドラグチェック

ドラグノブを少し締めてはスプールを回しドラグ音を確認

締めては回す、締めては回すを繰り返して

きつく締めても友回りしないことを確認ついでに音も確認

チェックが終わったらドラグは緩めに戻してあげましょう

圧をかけたままだと故障に繋がります


以上で釣行後のお手入れは完了です!


え!これで終わり?って思った方もいるんじゃないでしょうか?

オイルやグリスは一切挿しません

よく市販のスプレーオイルやグリースをハンドルの隙間やベールアームの

隙間に噴霧する方もいらっしゃいますが

外部からスプレーしても中の可動部やベアリングまでは

ちゃんと注油されません。


かえって汚れの原因になってしまいその余計な脂分に

ゴミやほこりが吸着してしまう恐れがあるのでお勧めはできません


後はリールの保管方法ですが極力直射日光を避け陰干ししてください

袋やケースに入れてあまり高温にならない場所で保管する

ことをお勧めします


温度が高すぎると確実に中のオイルやグリスが垂れてしまいます

のでお気を付けください。


基本的に当社で行っているメンテナンスの内容はお客様が普段

軽いお手入れだけでリールの性能を維持できるよう

工夫を凝らしてやっております。


車のコーティングなんかと似ていて高いコーティングがずっと維持できるのは

お手入れをしっかりしている方の車であって

コーティングしたからと言って水洗いだけでそれを維持することは

不可能です。


それと同じでリールのメンテナンスも最大限のやれる事は私が!

其のあとの最小限のお手入れはお客様が!

このコンビネーションが生まれることで大切なリールをいつまでも

長く使って行く事が出来ます。


いかがでしたでしょうか?

リールの性能を維持するのもさほど難しいことではありません

少しのお手入れと定期的なメンテナンスによって

余計な修理や部品交換無しでもリールは長く使って行けます


今日書いた内容やそれ以外のちょっとした質問でも構いませんので

お気軽にご相談ください!


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ではまた次回









 
 
 

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